すみっこきろく―双極性障害Ⅱ型だけど、それなりに楽しく生きていきたい

病気や薬の経験談、病気になって感じたこと。あくまでも個人の体験談ですので、参考までに。

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悪化する躁状態への対策を考えてみました。

前回の通院時、診察が終わって病院を出る時に、最近時々胸が苦しいことを伝え忘れていたのを思い出しました(笑)
伝えたいことは受診前にまとめておかないとだめですね。
次回の診察までによくならなければ、今度は忘れずに話そうと思います。



ラミクタールを増量しました

さて、残念ながら躁の勢いが止まらなくなってきました。
先生と相談した結果、ラミクタールを飲む量を少し増やしてみました
ラミクタールについては以前書いたように長いことお世話になっており、ずっと同じ量を飲んでいました。
sumizumisumiko.hatenablog.com
今回からは、朝50mgは変わらずですが、夜に一錠増やして75gにしてみました。
飲む量を変えて1週間になりますが、今のところ何か変わったような感じはないです。
飲み続けていると変わってくるかもしれないので、そうなったらまた記事を書きますね。



最近の躁症状

以前、私は躁状態になるとこんな感じになりますよ~という記事を書きました。
sumizumisumiko.hatenablog.com
ですが現在は久しぶりに強めの躁状態なので、この記事では伝えきれていないこともあるかなと思いました。
なので今回は現在の症状とその対処法を書いてみようと思います。

人の話を聞かず、よく喋るようになっている

私は口数が少なく、自分から話をするのが苦手なのですが、最近家族に話しかけることが多いことに気がつきました。
普段はほとんど聞き役に徹しているのですが、自分の話をあれこれしてしまいます。
そして、相手が話しているときは、他のことを考えていたりスマホにかじりついていたりしてほとんど聞いていません。最低ですね(笑)
後で気づいて相手に失礼なことをしたと自己嫌悪に陥ることもあります。
もし大切な話を聞き逃していたら大変ですし、良くない状態だなあと思います…。

『会話に支障が出る躁状態』への対処法

まず、そういう状態なのだと自分で早めに気づくこと
そして気をつけようと心がけます。私の躁対策の基本は『自制』なので、まずそこから始めます。

人の話が聞けないことに関しては、相手の顔を見て話をするように気をつけます。
私の場合、躁状態だと常にスマホを触っている状態になるので、それも我慢します。
たぶん頭が回転するぶん、色んな情報が欲しくなって常にスマホを見ていたいのかなと思っています。
気をつけます…。

話しすぎることに関しては、話したいことが次々わいてくる状態なので、全部人に話そうとせず、紙に書くなどして発散してみます。
今も頭がパンパンになっているので、勢いに任せてブログを書いています。
わかりにくい文章になっていたらごめんなさい。



やりたい!→飽きるのサイクルが速い

やりたいことがすぐ思い浮かんで、それをとにかく今すぐ実行しないと気が済まないという気持ちが強くなっています。
抑えきれないほどすごいエネルギーになってきているなと思います。
ですが、いざ始めてしまうとすぐ飽きます。熱がさっと冷めてしまうのです。
それがお金のかかることであった場合、無駄遣いをすることになってしまうのが一番痛いです…。
人の協力が必要なことだった場合は、周りの人を振り回すことになってしまいます。
今のところ人に迷惑をかけることはしていないつもりですが、信用をなくしてしまったら大変です…。

『行動力が有り余っているときの躁状態』への対処法

以前の記事でも書きましたが、一度やりたいと思っても実行は先送りにすることを心がけています…それもだいぶ難しくなってきましたが。
すぐ実行してしまわないように、持ち歩くお金は最小限にしています。
あと、この状態が治まるまでは、今決まっている予定以外は極力入れないようにしたいと思っています。
人に迷惑をかけることは防ぎたいですし、人に話したことで後々自己嫌悪せずに済む予定をたくさん入れることでハイになりすぎるのを防ぐといった自分を守ることにも繋がります


生理前なのに落ち込まない

私は毎月生理の10日ぐらい前からがくっと気分が落ち込みます。
婦人科にかかったことはないのですが、たぶん生理前症候群なのかなあと思います。

ですが、強めの躁が来ていると生理前の落ち込みをほとんど感じなくなるのです。
普通なら落ち込まずに済んでよかったじゃないか、と思うのでしょうが…
毎月決まって起こっているものが起こらないというのは不安になります。
もちろん生理前のつらい症状は経験したくないですが、それを吹き飛ばすほどの強い躁状態なのかなあと思うと怖い気持ちがするのです。
落ち込み時期が終わったら何かやらかしてしまわないかと怖くなります…。

躁状態のときの生理との付き合い方

生理前にいつもと変わったことがないか自分で気づけるようにするために、生理管理アプリを入れています。
10日前になるとお知らせしてくれるので、それを目安に体調を意識するようにしています。
気分の変化の原因を把握しておけば、余計な心配をせずに対処しながら過ごすことができるので、悪化を防ぐことができるのではないかと思います。


強い躁状態は怖い

私が躁状態になって一番怖いことは『反動がくること』です。
躁が強ければ強いほど鬱の反動が大きいものになってしまう感じがします。
自分の体力、精神力のキャパシティーはそこそこ把握しているつもりなので、今の状態が『やりすぎ』というのは感じています。
ですからある日突然躁が終わったら、躁期間に使いすぎたエネルギーの反動が来てしまうことでしょう…。
動く力がなくなり、何にも興味が持てなくなる…更に、躁の期間の言動をきっと後悔して、激しい自己嫌悪に陥ると思うのです。
考えただけでつらいので、本当に避けたいです…なのに、抑えられない…。つらいです。

躁になってしまっても『やりすぎ』に至らないレベルで抑えられれば、それでいいのです。
鬱も躁も穏やかな波で過ごすことができれば、私の『それなりに楽しく生きていきたい』という希望が叶えられると思っているので、躁をもう少し抑えられるよう努力してみます。